コミュ障がノルウェーに留学する
アンダルシアを歩く。
すっかり好きになってしまった国、 
初めてのアフリカの国、
魅惑のモロッコともついにおさらばの時です。 

2日後友人のまどかさんとスペインのセビージャ(C)で落ち合う予定だというのに
直前までマラケシュ(A)で呑気に写真を撮っていたので

まずフェズ(B)という街までバスで9時間かけて移動し、仮眠をとってから
さらに電車・タクシー・船・バスを乗り継ぎ20時間移動(待ち時間含)という
ハードスケジュールになってしまいました。
 

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朝6時から15時まで、
そして
翌早朝1時から夜の21時まで。

革職人地区とか寄ってる場合じゃなかった

あははー。自業自得。
いつ盗難にあうかもわからないので移動中は一切眠れず
さらに電車が遅延するなんてトラブルにも見舞われましたが
案外、なんとかなってしまいました。

無事まどかさんと予定通り合流し
そこからはアンダルシア散歩。



40℃近い日差しの中、真っ白な建物の間を縫って歩き
アラブ・アンダルシア建築に魅了され
夜は小汚い、でも賑やかで楽しげな下町の酒場でフラメンコを鑑賞。


私にとっては2度目のスペイン訪問。
とりあえず「うわあああヨーロッパだああああ」この一言に尽きました。

・まずホステルにシャワーとトイレットペーパーが当たり前のようにある。
・皆さんポイ捨てなさらない。
・なんと英語が通じる。(モロッコに比べて、ですが)
・ベッドの上に虫がいない
・物価が高い(モロッコに比べて、ですが!)

そして、どっちを向いても、眩しいくらいに白い街並み。

21時でも明るい

私のお気に入りの街はカディス、そしてグラナダでした。

グラナダの酒場ではね、
お酒を1杯頼むとタパス(小皿料理)が無料でついてくるんです。
これは存分に色々お味見するしかありません。

旧市街も他の街に比べて一際眺めが良かったように思います。

真っ白なグラナダの街

実はこの夏から友人が1人ここに留学することになっていて、
私はとっても羨ましい。羨ましいぞ。


グラナダといえばもちろん…アルハンブラ宮殿も見て来ましたが、
これは写真ではなく是非ご自分の目で見て欲しいです。

すすーっと、狂気が背筋を滑っていくような、そんな砦でございました。

死ぬまでには、と思っていたものを20代で見られるなんて。
しあわせで、どうにかなってしまいそうでした。



アンダルシア、とーっても暑いけれど
イスラーム文化とスペイン文化が混じりあっていて
ちょっとした非日常に首を突っ込める地域。

またひとつ、
世界地図にお気に入りの場所が増えていきます。



p.s.

まどかさんと私が揃うと
必ず何かしらのハプニングが起こります。
今回も楽しませてもらいました、むちゃすぐらしあす。



それでは、今日はここまで。

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ざわざわマラケシュ、その2。

うーーーんと田舎と自然を堪能した後は、
都会の生活も垣間見てみようじゃないか。

やってきました、魅惑のマラケシュ。

夜は沢山の屋台が並ぶフナ広場。

ここには、竹下の大好きなイスラーム美術が
ぎゅぎゅっと詰まっておりました。


あの、平面的なデザイン、もう惚れ惚れ。うっとり。

日本人だからか、二次元的な芸術にばかり惹かれてしまうんです。
例外はありますけれど。まあ、自分の好みはさておき。

上に装飾文字、下にゼリージュ

この写真の場所へは是非足を運んで欲しい。
ベン・ユーゼフ・マドラサ。
かつて実際に使われていた学校です。

装飾文字やアラベスクは
イスラーム圏ならあちこちで見ることができますが、
美しい幾何学模様のタイル「ゼリージュ」はこの辺り独特のもの。


壁が糸で編んだレースでできているみたい

昔は子供達の笑い声が響いてたんだろうか

この隣にあるマラケシュ博物館も小さいながら、
建物の内装自体が美しいので何時間でも見ていられます。おすすめ。


眼福にあずかった後は散歩、散歩。



何でもない通りも、漏れた光や道端のアレコレが彩ってくれる。
ここでは迷うのだって楽しい。思いがけず良品質のお店に出くわすこともある。

歩き疲れたら、ちょっと贅沢して、アボガドスムージーでも買っちゃえ。
贅沢と言っても、ジョッキ1杯80円程ですよ。

ちょっとわかりづらい所にあります

値切り疲れる…という人には、定価制のお店。
Kifkifはフランス人のデザイナーさんが手がけている雑貨店です。
モロッコの職人さんの作品も置いて支援しているみたい。
激安ではないけれど、適正価格、かな。

日本人デザイナーのお店、michi+も探してみて。


私は田舎の静けさが好きだけれど、
都会には都会の魅力もあったのでした。

たまには、こういうのもいいかな。

ねぇ、そう思いませんか、スビコさん?

暑さにひぃひぃ言いながらも人混みを満喫した私。

ここにいた3日間で
素敵な旅人さん達の人生とも交差することが出来たのですが、
それはまた別の話。

マアッサラーマ。(ではでは。)

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「この国はおおらかさ。」

「俺はムスリムじゃないからあいつらの考えることには詳しくないが…」
ツアーガイドのモハメドは、元は遊牧民として育てられたチベット人です。

「まあ、とにかく、この国はおおらかさ。」

どんな生き方をしたって、誰かが、笑って許してくれる。
モロッコはそんな国なのだそう。


街から離れて自然と命を共にするのも良し。
一生懸命に絨毯を織り続けるのも良し。
どうやって観光客を騙してぼろ儲けしようかと企むのも良し。
仕事を放棄して、家族の仕送りに身を委ねるも良し。

「仕事する気がない人に、お金を送るの?」
「当たり前だろ。血が繋がってるんだから。」

「あとな、お金は持ってる奴から取るのさ。無い奴には分け与える。」

それが道徳的にいいかどうかは別として
様々な人生の選択肢が、モロッコでは許されていました。
もちろん、選べない境遇の人も中にはいるのだけど…


クソ真面目に生きるのも、いいかもしれないけどさ。
ちょっとくらい、悪いことしたって、ダラけたって、いいじゃん。
周りが許してくれるから、俺も周りを許す。

きっと、そういうことなんだろうな。

自分のと全く異なる人生観に触れるのは、面白い。


あ、そうそう
女の子に関してなのですが

勘違いしないで欲しいのは、
モロッコはイスラームが浸透している国としては
一部の例外を除けば規律に寛容である、ということ。


大都市に行けばスカーフをしていない女の子が
男の子と出かけてるところをよく見かけたし、
モスクの真ん前に酒場はあるし。

とあるホテルのご主人は客(私)の目の前で
お尻叩かれながら奥さんに怒られてるし。笑

サウジアラビアだったら絶対にそんな光景は見られなかったと思う。

閉鎖的な土地で悲しい事件は起こってしまっているけれど
これに抗議して女性によるデモがあったのも事実。

別の性的虐待の事件が、
私の滞在中に現地の新聞の一面で大きく取り上げられていたのも事実。


…少しずつ、女の子達の声が届く国になっていくといいな。


「モハメド、マリファナ、もうやめときなよ。長生きしてチベットに帰りたいでしょ。」

一緒に行動していた旅人が言う。私も、それがいいと思う、と続いてみる。

「うーん。それを言われるとイタイなあ」

苦笑いしていた彼が、そのあとどうしているのかは知らない。
麻薬をやめていようが続けていようがそれは彼の選択であって、
今までどおり誰も責めたりはしないのでしょう。

違法とか、うるさいなあ。かたっくるしいなあ。多分そういう感覚。



モロッコの人達との出会いは、
今でも私に色々と考えさせてくれます。
答えは、出そうにないな。

あなたが現地を訪れた時は、どんなことを思うのでしょう。

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