コミュ障がノルウェーに留学する
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「この国はおおらかさ。」

「俺はムスリムじゃないからあいつらの考えることには詳しくないが…」
ツアーガイドのモハメドは、元は遊牧民として育てられたチベット人です。

「まあ、とにかく、この国はおおらかさ。」

どんな生き方をしたって、誰かが、笑って許してくれる。
モロッコはそんな国なのだそう。


街から離れて自然と命を共にするのも良し。
一生懸命に絨毯を織り続けるのも良し。
どうやって観光客を騙してぼろ儲けしようかと企むのも良し。
仕事を放棄して、家族の仕送りに身を委ねるも良し。

「仕事する気がない人に、お金を送るの?」
「当たり前だろ。血が繋がってるんだから。」

「あとな、お金は持ってる奴から取るのさ。無い奴には分け与える。」

それが道徳的にいいかどうかは別として
様々な人生の選択肢が、モロッコでは許されていました。
もちろん、選べない境遇の人も中にはいるのだけど…


クソ真面目に生きるのも、いいかもしれないけどさ。
ちょっとくらい、悪いことしたって、ダラけたって、いいじゃん。
周りが許してくれるから、俺も周りを許す。

きっと、そういうことなんだろうな。

自分のと全く異なる人生観に触れるのは、面白い。


あ、そうそう
女の子に関してなのですが

勘違いしないで欲しいのは、
モロッコはイスラームが浸透している国としては
一部の例外を除けば規律に寛容である、ということ。


大都市に行けばスカーフをしていない女の子が
男の子と出かけてるところをよく見かけたし、
モスクの真ん前に酒場はあるし。

とあるホテルのご主人は客(私)の目の前で
お尻叩かれながら奥さんに怒られてるし。笑

サウジアラビアだったら絶対にそんな光景は見られなかったと思う。

閉鎖的な土地で悲しい事件は起こってしまっているけれど
これに抗議して女性によるデモがあったのも事実。

別の性的虐待の事件が、
私の滞在中に現地の新聞の一面で大きく取り上げられていたのも事実。


…少しずつ、女の子達の声が届く国になっていくといいな。


「モハメド、マリファナ、もうやめときなよ。長生きしてチベットに帰りたいでしょ。」

一緒に行動していた旅人が言う。私も、それがいいと思う、と続いてみる。

「うーん。それを言われるとイタイなあ」

苦笑いしていた彼が、そのあとどうしているのかは知らない。
麻薬をやめていようが続けていようがそれは彼の選択であって、
今までどおり誰も責めたりはしないのでしょう。

違法とか、うるさいなあ。かたっくるしいなあ。多分そういう感覚。



モロッコの人達との出会いは、
今でも私に色々と考えさせてくれます。
答えは、出そうにないな。

あなたが現地を訪れた時は、どんなことを思うのでしょう。

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